錬成会を終えて…..

　昨日、南浦和の錬成会場にて、銅山書道会･書き初め合同練習が行われました。昨年はコロナの状況で参加を断念しましたが、今年は保護者様のご協力もあり生徒さんそれぞれが初めての経験の中、たいへん実のある錬成会となりました。

　書き始めはみんな少々緊張しながらも、一枚一枚書き上げていくうちに自分の反省点・課題を見つけ、確実に上達していく様子が並んだ作品で感じ取れました。またそれを保護者様と共有出来たことが錬成会の醍醐味の一つでもあり、私自身とてもうれしかった出来事です。生徒さん自身も今後のお習字の自信につながったのではと確信しております。

　まだ習い始めて間もない一年生の生徒さんも、普段は半紙に二文字だけの練習しかしていないため少し心配していましたが、自分の書きたい語句を意欲的に選び出し、大きい書き初め用紙に初めてとは思えないほど、堂々と立派に自身のセンス（字形の美しさ）を発揮していました。二年後の書き初め展が本当に楽しみですね！

　私は普段から、指導に対してのみんなの素直さと吸収力には驚かされていますが、特に一年に一度しかないこの錬成会の経験は、通常のおけいこでは得られない貴重な何かを一人一人が掴んでいってくれたように思います。学校の書き初め展はもちろん、この経験を活かし新たなお習字のステージアップを目指して今後も楽しみながらがんばっていきましょう！！