硬筆展を終えて
昨日をもって、今年度の埼玉県硬筆展覧会が終了しました。当教室では、昨年に比べ悔しい結果に涙を飲んだ生徒さんが何人かいました。その悔しさを来年に活かしてほしいのは当然のことなのですが、私自身、早い段階で硬筆展の練習に取り組んでいたのにもかかわらず、家での練習量の必要性を生徒さんに伝えきれていなかったのが、大きな反省点として残ります。
入賞を逃した人、狙っていた賞に届かなかった人、それぞれさまざまな気持ちがあると思います。ただ、はっきり言えるのは賞を勝ち取った人と比べたとき、違いがあるとすれば練習量です。練習した枚数、時間です。やる気の量は練習量に比例し、その強い意志が作品中に表れ、評価を受けます。
もし、来年もがんばりたい、賞は取ったことはないけど狙いたいと思っている人がいたら、ぜひその気持ちを伝えてください。そして、保護者さまにもお願いがあります(特に小学生)。お子さんの意志を聞いたときには、ぜひ応援者になってあげてください。残念ながら、学校や書道教室だけの練習では賞を取るのは難しいです。同じ目標を目指す応援者がいることは、お子さんにとって絶対的に有利であり、心強いものです。
長くなりましたが、やる気のある生徒さん、先生の仕事はみんなのやる気をかたちにすることなので、どんどん伝えてくださいね。いつでも、待ってます!!
春苑書道教室 本田 春苑
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