大盛況の錬成会！

　少々、遅くなりましたが、先月の南浦和での錬成会のご報告です。春苑書道教室が所属する銅山書道会は、本部も含め埼玉県南東部に5つの教室があります。そのうち学生部だけでも100人を超えるマンモス教室もあるので（うちはまだまだ赤ちゃん教室(^^ゞ）、広い100畳敷きの会場を埋め尽くすほどの大盛況となりました。我が教室の生徒さんも人の多さに少々圧倒されながらも、来春の展覧会作品を初めて大きな筆で書く練習をがんばりました。私はスタッフとして最後まで残っていたのですが、ある書道歴3年程の生徒さんのお話です。彼は時間ぎりぎりまで一人黙々と書き、その書き上げた沢山の作品を並べ、先生方と一緒にその中で一番いいものを選び出していました。そのときの彼の熱い視線がとても印象的で、達成感にあふれ、まさに書道における『錬成』（心・体・技術などを鍛える）そのものを目の当たりにした気がしました。

　カメラを持参しながら、ついつい会場の熱気で写真を撮り損ねてしまいましたが、競書誌「精錬」の最新号で、参加した生徒さんの感想文と共に今年の錬成会の様子がご覧頂けます。どうぞ来年の参考にして下さい。<(_ _)>