お手本ページの学生部・毛筆を12月のお手本に更新しました。そろそろ平行して書き初めも始めますよ。今年もあと1ヶ月半となりました。皆さん、風邪などに気を付けて秋~冬を楽しみましょう♪♪
先日、お手紙でご案内致しました、11月24日(日)の合同書き初め錬成会ですが、参加の有無は、16日(土)頃までに何らかのかたちで、春苑までご連絡頂けると助かります。また、分からないことなどありましたら、お気軽におたずね下さい。よろしくお願い致します。
毎年11月3日、桶川では市民まつりが旧中山道で開催され、そしてその直前には、浦和の埼玉県庁を出発した実業団駅伝の選手たちが、その道を走り抜けます。先生の家では、毎年その選手たちを応援するのが恒例となっています。「ガンバレー!ファイトー!!」と今年1番の声を張り上げ応援すると、たまに選手が小さい拳を上げ、「ありがとう!がんばります!!」とアイコンタクトで伝えてきてくれたりして、そんなときは本当に清々しい気持ちです。そして、その後駅伝のTV放送を見て、応援している自分達が映っているか否かで、一喜一憂したりしますo(^-^)o(今のところ、2勝3敗!)
あ、市民まつりの方ですが、先生はだんなさんにお願いして出店の食べ物を買ってきてもらい『家でゆっくり食べる派』です。みなさんは明日、どんな楽しみ方をするのかな??
前回の記事の補足です。絵を描くときには、対象物をよく観察して、そして、鉛筆を動かし線を描いていくわけですが、私が描いたときを思い出すと、なるべく一筆で描こうと集中して、ゆっくりと鉛筆を動かしていたと思います。それが結果、消しゴムを極力使わずに、早く描き上げられたようです。書道も、一筆書きです。やり直しは効きません。今も、書の練習をするときは、筆が紙に触れる感触に一点集中します。その感触の手応えで、いい線が書けたり、書けなかったりします。
お習字でも『ゆっくりと、ていねいに。』と集中することで、徐々に上手に書けるようになります。そしてその喜びを知り、それを繰り返すことで、他のあらゆる場面でも自然と集中力を発揮できるようになるでしょう。みんなが秘めているチカラ、先生は楽しみにしています。
上のイラストは、生徒さんに『えんぴつ・筆の持ち方を分かりやすく』と思い、教室に貼るために私が描いたものです。ネットの画像から実際の手の写真を元に、描きました。描き終えたとき、「あれ、上手くなってる?!」・・・自分で言うのもおかしいですが、いわゆるデッサン風の絵が過去の自分の実力よりも、上手になっているのを実感したのです。消しゴムももちろん使いましたが、予想外に早く描き終えたことにも驚きました。絵を習ったことも、人より上手いと思ったこともありません。ただ、考えられるのは書の練習をこの何年間か人一倍やってきたことくらいです。
書道には《書画同源》という言葉があります。“書と画(絵)は根源が同じ”という意味です。私も師匠から字形の捉え方について学びました。漢字にも遠近法があること、概形は対比で捉えること。そして、自らの練習でも『美しい字の観察』には常に気を張っています。そうしていると、必ずと言っていいほど『発見』があります。この発見とひらめきが面白いのです。「ああ、そうかぁ!こうなのか!!」と。字形にかかわらず、運筆もそうですが、美しい字の法則に気付いたときの喜びは、まるで大きな宝物を手にしたかようです。
長くなりましたが、書道は奥深いのです。発見したあと、それを身に付けるまで何年もかかります。でも、自ら発見したものと、人から教わるだけの受け身では喜びも断然違いますし、上達スピードも明らかに違ってきます。気が早いかもしれませんが、生徒さんには将来書道で培った「観察力」と「集中力」を武器に、それぞれの分野で活かしてもらえたなら、私にとってこの上ない喜びとなるに違いありません。さて、まずはお習字の楽しさをこの教室で皆さんに味わってもらえるよう、一人一人に合わせたアシストをしていきたいと思っています。お習字の宝探し、一緒に始めましょう!
春苑書道教室は、開塾1年目ということで生徒さんにとってはすべてが初めての行事です。よって少し早めに今後の簡単な行事内容をお知らせ致します。(詳細は後日、お手紙を配布予定。)
合同書き初め錬成会
11月24日(日) 学生部 午後~
南浦和の100畳敷きの錬成会場にて、銅山書道会合同で学校の書き初め課題と来春の展覧会作品を書きます。教室とは違う広い会場で、他教室の大勢の生徒さんと一緒に書くことは、生徒さんにとって刺激のある良い経験になりますので、ぜひご参加をおすすめします。
銅山書道会展覧会
令和2年 3月25日(水)~29日(日) ※学生部・一般部、同時展示となりました。
一人一人違った語句の書き初め作品を表装し、展示します。表装代が約5千円ほどかかりますが、字の上手下手に関わらず、習いたての字をきれいな表具で飾ることで、今しか出来ない将来への貴重な思い出作品になります。会場はさいたま市文化センターです。
お手本ページの学生部・硬筆お手本を更新しました。今までは本部から配布されたものでしたが、私春苑が書いたものにしました。ちなみに幼年~4年生までは10Bの鉛筆で、5・6年生は8Bで、中学生は水性ペンで書きました。教室では生徒さんに8Bを使ってもらっていましたが、特に筆圧が弱い低学年の生徒さんにはやはり10Bがおすすめです。(次のおけいこでは、好きな方を選んでね。)
わが教室の生徒さんにとって、初めての試験です。ていねいかつ元気よく書いて、自分の字を見てもらいましょう。先生もお手本作成、頑張ります!
12日(土)は台風19号の影響で通学の困難が予想されるため、以下の日時に変更致します。
13日(日) 10:00~
17日(木) 16:00~
どちらかご都合の良い日にお越し下さい。
ご都合でその週におけいこに来られない場合は、別の週に2回来て頂くことも出来ますので、ぜひご検討の上、ご利用下さい。
来月から練習し始める、書き初め展の語句です。
小3 「さくら」
小4 「えど川」
小5 「語り合い」
小6 「世界の友」
中1 「令和の春」
中2 「万葉の歌」
中3 「平和の祭典」(※高校生、省略)
なるほど~!と思う語句ばかりですね。練習がんばりましょう。
低学年の生徒さんにも、書き初め語句用意しています。いつもより大きい筆(だるま筆)でいつもより大きい字を元気いっぱいに書きましょう!!
11月の課題をお手本ページにUPしました。毎月の更新は難しいですが、学生部だけでも出来るだけ新しいものを、と考えています。手直ししたい部分も多々あり、お恥ずかしい限りですが、取り急ぎにて失礼致します<(_ _)>。